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皮膚のしくみ
皮膚の構造
角質層の機能
皮膚のかゆみ
かゆみが起きるしくみ
かゆみ対策
表皮の最も外側にある角質層は、細菌や病原菌、有害物質の体への侵入を防いでいるほか、体内の水分、体液を漏れ出させない働きがあります。
角質層には水分保持機能がある
角質層に20%~30%ほどの水分があることにより肌に柔軟性が得られます。その水分保持機能を担っているのが、NMF(天然保湿因子)と細胞間脂質です。
1) NMF(天然保湿因子)
NMF(天然保湿因子)は角質細胞内にあり、水溶性の成分で、吸湿性がきわめて高く、一度とらえた水分をなかなか離さない性質をもったアミノ酸塩です。表皮の角化サイクル(ターンオーバー)が狂ってくると、NMFの主要成分が作れずに、角質層はカサカサになり、弾力性も低下してしまいます。
2) 細胞間脂質
細胞間脂質は角質細胞と角質細胞の間を埋めるようにして存在しています。細胞間脂質は脂質の層と水の層が繰り返し層状に並んで、その間に水分を少量ですがサンドイッチ状にはさみこんで水分保持の役割を果しています。また、皮脂膜とともに細菌の侵入を防ぐバリア機能も果たしています。なお、脂質の半分以上はセラミドという成分で占められています。
角質層を覆う皮脂膜が、
細菌などの侵入を阻止している
皮膚の表面には、細菌が数多く存在しています。汗で湿ったときには1平方センチ当たり細菌が数百万を超えることもあります。しかし、角質層を覆っている皮脂膜が細菌などの異物の侵入を阻止しています。